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2018年7月12日(木)

きょうの潮流

 戦後、最悪。あるいは最低。いまの政権をそう言い表す向きは多い。極端な言葉をあてはめる理由が多岐にわたっていることも、たちの悪さを示しています▼安保法制に反対する学者の会が開いた「さよなら安倍政権」の発言からも。フェイク改憲、アベコベノミクス、「大東亜共栄圏」の下心―。力による外交や、ゆがんだ教育改革まで。通底するのは、多くの国民を置き去りにしながら野望を遂げようとする姿です▼豪雨によって西日本各地に広がった甚大な被害。いまも猛暑のなかで懸命な捜索や救助がつづき、住民らは土砂や流木の撤去に必死です。打ちひしがれた心にむち打って。政府にも全力でとりくむ最優先の対応が求められているはず▼それなのにどうか。野党がそろって申し入れ、国会も全会一致で政府に万全の対策を要求するなか、熱中しているのは悪法を通すこと。先頭に立つべき石井国交相は賭博法案の審議に付きっきり。自民党のための参院選挙制度改定案までごり押しです▼すでに大雨の影響が表れ、避難指示が相次いでいた5日夜には「赤坂自民亭」と称する宴会を開催。安倍首相をはじめ、岸田政調会長や竹下総務会長、小野寺防衛相らが出席し、グラス片手に笑顔で乾杯する様子がツイッターに投稿されると批判が殺到しました▼人の痛みや苦しみが届かない。国民の命や安全よりも自分たちのやりたいことに突き進む。そんな政権がいつまでも居座りつづけているところにこそ、日本にとっての最悪があります。


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