しんぶん赤旗

お問い合わせ

日本共産党

赤旗電子版の購読はこちら 赤旗電子版の購読はこちら

2018年7月7日(土)

きょうの潮流

 長年にわたる原水爆禁止と被爆者運動を底力に、国連で採択された歴史的な核兵器禁止条約。あれから1年、条約前文でうたわれた「公共の良心」として核廃絶にむけ力をつくすヒバクシャの役割はいよいよ大きく▼「被爆者はただの原爆被害者・生き残りではない」という被団協事務局次長の和田征子(まさこ)さん。心に留めるのは「被爆者の証言・預言的な声が次の世代のための警告として役立つ」との、フランシスコ・ローマ法王の演説です▼キリスト教で、預言者は神の言葉を預かる者。和田さんは「被爆者は原爆という体験を預かった者として人類を救うため、これからも被爆の実相を語り伝える使命があります」▼世界は米朝首脳会談など平和のプロセスを通じて、核の脅威・戦争から平和・友好へ転換する大激動の時代に。反核勢力は「朝鮮半島の非核化と禁止条約は合致している。草の根運動で核保有国やその同盟国の対応を変えさせる絶好のチャンス」と勢いづきます▼核を保有する9カ国のうち4カ国が関係国です。ヒバクシャ国際署名の呼びかけ被爆者代表の、韓国原爆被害者協会名誉会長・郭貴勲(カクキフン)さんは、「韓国が生きる道はただ一つ。煎じ詰めれば朝鮮半島の非核化です。これが、我々に課せられた歴史的な使命であり、生きる道です」と▼和田さんらが「どこの国の総理ですか」と怒るのは禁止条約に反対する安倍政権の対応です。採択1年の7日は各地でピースアクションが。非核・平和な政府に変える夏のたたかいは続きます。


pageup