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2018年6月25日(月)

射撃場の撤去直ちに

沖縄 赤嶺議員が流れ弾調査

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(写真)現場の作業小屋に通じる農道前で調査する(左から)よしい、赤嶺、渡久地、比嘉の各氏=24日、沖縄県名護市

 日本共産党の赤嶺政賢衆院議員は24日、米軍の流れ弾の可能性がある銃弾が見つかった沖縄県名護市数久田(すくた)の現場周辺を調査しました。渡久地修、比嘉瑞己の両県議、よしい俊平市議予定候補が同行しました。

 銃弾は21日午後2時ごろ、米軍キャンプ・シュワブに隣接する数久田のマンゴー農園の作業小屋の所有者が見つけ、県警に通報しました。

 一行が上がった高台の開墾地は、米軍の射撃場「レンジ10」と隣り合っています。案内した名護市に住む男性は「パパパパという機関銃の射撃音が市街地まで聞こえるときがある」と告発しました。

 16年前に数久田のパイン畑に実弾が着弾した事故を受け、国会で追及(2003年10月の衆院安全保障委員会)した赤嶺氏。「『レンジ10』は、米国政府自身が、どんな対策をとっても事故は防げないという調査報告書を出した実弾射撃訓練場だ。集落が近いところに射撃場を持つこと自体おかしい。直ちに閉鎖・撤去すべきだと求めたい」と強調しました。

 渡久地党県議団長は「住民の命にかかわる重大な問題。県警の調査で米軍のものとなれば県議会として対応を取る。米軍基地関係特別委員会でも取り上げたい」と述べました。


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