2018年5月29日(火)
千鳥ケ淵で戦没者拝礼式
市田副委員長が献花
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第2次世界大戦中に戦死し、身元が分からない戦没者らを追悼する厚生労働省主催の拝礼式が28日、東京都千代田区の千鳥ケ淵戦没者墓苑で営まれました。
政府の遺骨収集事業でロシアや硫黄島、ビスマーク・ソロモン諸島などから持ち帰られながら、身元が不明で遺族に引き渡すことができない1852人の遺骨を新たに墓苑へ納骨。同墓苑に納められた遺骨はあわせて36万9166人となりました。
式典には常陸宮正仁氏が出席し、拝礼。安倍晋三首相代理の菅義偉官房長官や加藤勝信厚労相、遺族代表、各党の代表らが参列し献花しました。
厚労省によると、海外での戦没者は約240万人。1952年から遺骨収集を行っていますが、約113万人の遺骨が残されたままといいます。
日本共産党から市田忠義副委員長が参列し献花しました。