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2018年5月21日(月)

池田知事誕生で原発ゼロを

新潟知事選 熱気の事務所開設式

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(写真)池田氏(左2人目)を囲み、事務所開きで「団結がんばろう」をする参加者=20日、新潟市中央区

 新潟県知事選で、市民と野党の共闘で擁立する池田ちかこ氏(57)の新潟事務所開設式が20日、新潟市中央区でありました。幅広い市民と、共産、立憲民主、自由、社民、無所属の会、民進、新社会、緑の各党会派の代表が一堂に会し、「原発ゼロ」「原発推進の官邸・自民党・電力業界の言いなりにならない女性知事の誕生を」と熱気に包まれました。(関連記事)

 池田氏が「国の政策を押し付けられ、言いなりにさせられることがあってはならない」と、原発再稼働推進の「エネルギー基本計画」を念頭に力を込めると、大きな拍手が起こりました。池田氏は、原発事故の「三つの検証」を継承するのは基本であり、県民自らが意思を決定できるかが問われる選挙だと強調。柏崎刈羽原発立地自治体出身の池田氏は、原発ゼロの新潟をつくる上で、原発に頼らなくても雇用を確保し、地域経済が回る仕組みを考えたいと決意を表明しました。

 選対本部長の菊田真紀子衆院議員は「倒すべき相手は巨大な自民党」と強調。自民党が支援する官僚出身の候補では、官邸などから圧力を受けるのは間違いないとし、女性知事誕生で原発のない未来をと呼びかけました。

 日本共産党の樋渡士自夫県委員長をはじめ野党各党代表が紹介され、県内選出衆院議員の西村智奈美、黒岩宇洋(たかひろ)両氏があいさつ。連合新潟・牧野茂夫会長の代理で小林俊夫事務局長、「新潟の新しい未来を考える会」の片桐奈保美会長が池田氏支援の思いを表明。選対幹事長の森ゆうこ参院議員が「それぞれの違いを認め合い、それぞれの立場を尊重し、最後まで頑張ろう」と述べ、団結ガンバローの音頭をとりました。

 池田事務所は新潟市のほか長岡、上越両市でも開設しています。


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