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2018年5月5日(土)

安倍9条改憲NO!3000万人署名

目標の2000人を突破

福島 伊達市霊山町の連絡会

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(写真)改憲阻止3000万署名を訴える(右から)会田事務局長、佐藤市議=4日、福島県伊達市霊山町

 福島県伊達市霊山(りょうぜん)町で4日、9条改憲に反対する霊山連絡会の会員が安倍9条改憲反対3000万人署名を訴えて回り、目標の2000人を突破しました。

 8人が中心街を軒並み訪問、1時間半で169人が署名し、合計2006人。町人口7431人(昨年12月末時点)の27・0%、4人に1人以上です。

 連絡会の会田恵(あいた・めぐみ)事務局長=陶芸家=と日本共産党の佐藤清寿(きよじ)市議が訴え、商店主の丹治茂さん(69)は「自衛隊が海外の戦場に行くようになっては大変だ」と署名。他の会員たちもほとんど断られることがなく、「家族5人が署名した」「行動で歩いた日に目標を達成したのは気持ちが良い」と話が弾みました。

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(写真)署名運動の先頭に立つ菅野代表=4日、福島県伊達市霊山町

 同町では、霊山9条の会が活発に動き、戦争法廃止署名に全力。1年半前には、交通量の多い115号線沿いと町中心部の2カ所に「憲法9条は私たちの宝」と書いた大看板を立て、「看板を見て元気が出た」と住民らの評判になりました。

 9条改憲の動きが急になり、9条の会や医療生協、民主団体、社民党、日本共産党などで反対連絡会を結成。ビラをつくり、学習会を開き、担い手を広げる努力を続けました。

 元教師で、連絡会代表の菅野顕光(あきみつ)氏(79)は「9条を変えれば教え子を戦場に送ることになる」と親戚、知人、同級生に呼びかけ、署名者は765人にのぼりました。「9条の破壊に危機感を持つ人たちが増えている。私は野党共闘に期待している。市民運動の盛り上がりでも署名は重要な意義がある」と強調します。


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