しんぶん赤旗

お問い合わせ

日本共産党

2018年5月5日(土)

憲法記念日 共産党各地で訴え

北海道 紙・畠山氏

写真

(写真)訴える(左から)畠山、紙、佐野、長屋の各氏=3日、札幌市北区

 9条改憲にしがみつく安倍政権と改憲の悪だくみを葬り去ろうと、札幌市北区の日本共産党札幌北区地区委員会は3日、紙智子参院議員、畠山和也前衆院議員、佐野弘美道議、長屋いずみ市議予定候補が地下鉄麻生駅前で街頭演説をしました。

 雨のなか、100人の聴衆が集まり、拍手や声援が飛びました。

 紙氏は「国民世論は『安倍首相は信用できない』が7割で、うそとごまかしの安倍内閣は総辞職しかありません」と述べ、「9条に自衛隊を明記し、憲法学者との論争に終止符を打つというが、終止符が打たれるのは安倍政権そのものです」と痛烈に批判しました。

 北朝鮮問題に言及した畠山氏は「日本は安倍政権のもとで世界から取り残され、カヤの外にいます。武力に頼らず、話し合いで9条を生かした外交が必要です」と訴えました。

 北区の男性(63)は「安倍政権には我慢ならない。市民と野党の共闘前進の力になる共産党に頑張ってほしい」と語りました。

埼玉 塩川・梅村・伊藤氏

写真

(写真)訴える(左から)塩川、梅村、伊藤の各氏=3日、埼玉県川口市

 日本共産党埼玉県委員会は3日、さいたま、川口、上尾の各市で憲法記念日宣伝を行い、塩川鉄也衆院議員や梅村さえこ参院比例予定候補、伊藤岳参院埼玉選挙区予定候補、地方議員らが訴えました。

 強い日差しのなか、塩川氏らが激動の国会情勢や9条改憲阻止のための3000万人署名の重要性を語ると、足を止めて訴えを聞く人もいました。

 伊藤氏は「共産党は綱領で、日本国憲法が掲げる基本的人権の尊重や国民主権、平和主義を、将来にわたって受け継ぎ、徹底すると約束しています。憲法の精神で政治改革に取り組む決意です」と強調。梅村氏は、安倍政権が狙う9条改憲で、自衛隊を9条に書き込む危険性を指摘し「自衛隊を危険な戦場に送り、銃を持たせていいのかが問われています」と語りました。

 塩川氏は、南北首脳会談が行われ、朝鮮半島の非核化や朝鮮戦争の年内の終結を掲げた宣言が確認されたことにふれ「軍事によらず、対話を通じて紛争を解決するのは、侵略戦争の反省をもとにできた、憲法9条が示した平和の道筋です」と訴えました。

神奈川 畑野・しいば・あさか氏

写真

(写真)「憲法を守ろう」と呼びかける(左2人目から)畑野、しいば、あさかの各氏=3日、横浜市神奈川区

 憲法施行71周年の3日、日本共産党神奈川県委員会と県女性後援会は、JR東神奈川駅前(横浜市神奈川区)で3000万人署名の宣伝を行いました。

 畑野君枝衆院議員、しいば寿幸参院比例予定候補、あさか由香参院神奈川選挙区予定候補が参加しました。

 畑野氏は「世論調査で憲法を守るべきだという声が大きくなっているなか、変えるべきは憲法ではなく、憲法を踏みにじる政治ではないでしょうか」と呼びかけ、安倍政権が国政を私物化している問題を批判。「市民と野党の共闘で安倍政権を総辞職に追い込みましょう」と訴えました。

 しいば予定候補は「韓国と北朝鮮の首脳会談が行われた今こそ、日本の憲法9条の真価が生かされるとき」だと強調し「憲法が生かされる社会を実現するため、全力を尽くします」と表明しました。

 あさか予定候補は「戦力は持たないと決めた憲法を、私は誇りに思います。二度と戦争をしないことを決意し、子どもたちにも伝えていきたい」と訴えました。


pageup