しんぶん赤旗

お問い合わせ

日本共産党

2018年4月28日(土)

謝罪抜き幕引きさせぬ

6野党 第三者機関調査を提起

 財務省が福田淳一前事務次官の処分を公表したことを受け、6野党は同日、同省への合同ヒアリングで事実関係をただしました。野党側は、福田氏がセクハラを認めず、麻生太郎財務相が「はめられた」発言を謝罪・撤回しないままでの幕引きは許されないと強調しました。

 野党側からは「加害者から被害者への謝罪がない」と強い抗議が出ました。財務省側は、おわび文を作成し、テレビ朝日に伝えたと説明。野党からは「福田氏に謝罪させるべきだ。本人が否定したままというのは通らない」「セクハラがあったと認定したなら麻生財務相の『はめられた』発言は事実でない。謝罪・撤回する必要がある」との意見が相次ぎました。

 財務省が今回の処分で調査を打ち切るとしていることについて、野党は、加害者がセクハラ行為を認めないままでは同様の被害が続くと指摘。真相究明のため第三者機関で調査することも改めて提起しました。


pageup