2018年4月20日(金)
子どもたちを守りたい
米軍機部品落下 保護者らシンポ開催へ
29日 沖縄・宜野湾
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保育園の屋根や小学校の校庭に米軍機の部品が落下するなど、相次ぐ米軍機事故に不安な日々を送る沖縄県宜野湾市の保育園や小学校の保護者、教育関係者でつくる実行委員会が19日、「『なんでおそらからおちてくるの?』にこたえられないわたしたち」をテーマに、29日に宜野湾市の沖縄国際大学でシンポジウムを開くと発表しました。
シンポジウムは、午後1時20分から同大学7号館201号室で行われ、緑ケ丘保育園の神谷武宏園長が報告します。このほか、保護者や教育関係者によるパネルディスカッション、質疑応答があります。
実行委員長の赤嶺和伸さん(普天間爆音訴訟団原告)は「子どもたちから『どうせ飛ぶんでしょ』という言葉を突き付けられました。おとなたちに対する批判だと思います。なんとしても子どもたちを守りたい」と述べました。
緑ケ丘保育園父母会副会長だった知念有希子さんは「市民もしっかり現実をみて行動を起こさないと、基地による事故が何十年も繰り返されます」、子育て中の当山なつみさんは「頑張っている緑ケ丘保育園の保護者を孤立させたくない。なんでもいえる機会をつくりたい」と述べました。