しんぶん赤旗

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日本共産党

2018年4月17日(火)

「参考人」では解明進まず

喚問要求 野党国対委員長が確認

 自民党の森山裕国対委員長は16日、立憲民主党の辻元清美国対委員長と国会内で会談し、23日に衆参両院で集中審議を開催し、柳瀬唯夫・元首相秘書官らを参考人として呼ぶことを提案しました。野党が要求している柳瀬氏の証人喚問には応じませんでした。

 これを受けて同日、日本共産党、立憲民主党、希望の党は国対委員長会談を開催。昨年の予算委における柳瀬氏の参考人招致では何ら真相解明が進まず、新たな文書が発覚したもとで、ウソの証言をすれば偽証罪に問われる証人喚問の実施を国民世論も求めているとして、引き続き与党に要求していくことを確認しました。

 また、福田淳一財務事務次官のセクハラ疑惑をめぐり、同省が同日発表した文書で被害者がいたら名乗り出るよう迫っていることは極めて異常な対応であり、許し難いと指摘。福田氏の責任を追及するため、同日、財務省を呼んでの野党合同ヒアリングを開きました。


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