しんぶん赤旗

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日本共産党

2018年4月12日(木)

米軍パラシュート落下事件

あわや人命が…

東京・羽村市 宮本徹議員ら調査・懇談

 米軍横田基地(福生市など東京都多摩地域5市1町)での降下訓練中にパラシュートの一部が東京都羽村市の市立羽村第三中学校に落下する事件が10日に起きたことを受け、日本共産党の宮本徹衆院議員と、清水ひで子、尾崎あや子の両都議、浜中じゅん、鈴木たくやの両羽村市議は11日、現地を視察するとともに、市役所で井上雅彦副市長と懇談しました。


井上副市長 「抗議した」

写真

(写真)懇談する、(右から)尾崎、鈴木、宮本、浜中、清水の各氏=11日、東京都羽村市

 懇談で宮本氏は「(米軍は)もともとこういうこと(パラシュートが開かないこと)が起こり得るということを前提にした訓練をやっている。『原因究明まで訓練中止』ではなく、そもそも住宅密集地の真ん中でやるような訓練じゃない」と防衛副大臣に求めたことを紹介しました。また、「一歩間違えば人命にかかわる大きな事故です。地元の皆さんからも大いに声を上げていただきたい」と要請しました。

 井上氏は、米軍、防衛省に対し抗議を行ったと述べ「安全を確保していただきたい。都、5市1町の協議会でも要請していきたい」と話しました。また、人員降下によるパラシュート事故は初めてということが明らかになりました。


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