しんぶん赤旗

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日本共産党

2018年4月11日(水)

「働き方」大改悪阻止へ

党闘争本部発足 論戦・国民運動に全力

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(写真)「働かせ方大改悪阻止闘争本部」の第1回会合=10日、国会内

 日本共産党は10日、高度プロフェッショナル制度(残業代ゼロ制度)導入や月100時間もの残業上限を認める安倍政権の「働き方改革」一括法案を阻止するため、山下芳生副委員長を責任者とする「働かせ方大改悪阻止闘争本部」を発足させ、国会内で初会合を開きました。

 山下氏は「党の総力をあげ、国民運動と力を合わせて、法案阻止のたたかいを広げたい」と強調。国会論戦について集団で練り上げていくこと、国民運動と知恵を出し合うことなどを提起しました。

 高橋千鶴子衆院議員は「2月以来、野党合同ヒアリングを継続的に行い、裁量労働制のデータ捏造(ねつぞう)や野村不動産の過労自殺問題などを追及している」と報告しました。

 藤野保史衆院議員は「新潟の地域の雇用共同アクションと懇談し、一括法案にきっぱり反対している党の立場に共感が広がった」と紹介しました。

 闘争本部は、山下、高橋、藤野の各氏と倉林明子参院議員、政策委員会の寺沢亜志也副責任者、坂井希次長、国民運動委員会の筒井晴彦氏、国会議員団事務局で構成します。


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