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日本共産党

2018年4月10日(火)

京都府知事選 福山氏得票44% 大健闘

当選は西脇氏

 京都府知事選が8日投開票され、日本共産党も加わる「民主府政の会」と幅広い市民で結成した「つなぐ京都」の弁護士、福山和人氏(57)は、前回知事選で「民主府政の会」などが推した候補から約10万票増やし、31万7617票を獲得して大健闘しました。当選は、自民党が主導して担いだ前復興庁事務次官の西脇隆俊氏(62)=自民、公明、民進、希望、立憲民主推薦=でした。

 福山氏の得票率44・1%(前回比13・1ポイント増)は1978年の蜷川民主府政が終わって以降で最高。福山氏は結果を受けた8日夜、選挙事務所で「ボトムアップで府民の願いにこたえる府政をつくることをめざしてきた。京都府政のあり方に新しい一ページを開いた」と述べました。

 選挙戦は、相次ぐ改ざんや隠蔽(いんぺい)問題で安倍政権への怒りが噴出する中で行われ、京都新聞の出口調査で福山氏は、立憲民主党支持者の6割近く、無党派層の過半数が福山氏に投票しました。

 西脇陣営は「中央との太いパイプ」を誇示。福山氏は「府民とのパイプが一番大事」「憲法を守り生かす府政に」と訴え、「貧困ストップ京都宣言」、教育オール無償化、中小企業支援、原発再稼働反対などを掲げました。

当西脇 隆俊62無新 402672

 福山 和人57無新 317617

 (投票率35・17%)


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