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2018年4月7日(土)

「どう喝」撤回も過労死は認めず

参院厚労委で勝田局長

 衆院厚生労働委員会は6日、勝田智明東京労働局長を参考人招致し、記者会見で「何なら、みなさんの会社に是正勧告してもいいんだけど」とメディアにどう喝発言を行ったことなどをただしました。勝田局長は、発言の撤回・謝罪をいうものの、野村不動産の過労死や是正勧告について認めない不誠実な答弁を繰り返しました。

 勝田局長は、12月26日の記者会見で特別指導を「プレゼント」と表現したことについて、「軽率だった」と言いながら「私としてはプレゼントじゃないつもりだった」と答えました。

 しかし、12月1日の会見で26日にプレゼントがあると予告していたことを追及されると、「1日時点では、特定のことを想定して申し上げたものではない」などと言い訳しました。

 野村不動産の過労死遺族から過労死を公表していいとするファクスが届いていると指摘されると、「ファクスが、どなたから、どのような趣旨で送られたか確認する必要がある」として過労死を認めませんでした。


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