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2018年4月3日(火)

安倍内閣は総辞職を

森友問題 前川、寺脇氏迎え集会

大阪・豊中

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(写真)1400人が集まった「森友学園問題を考える会」主催の集会=3月31日、大阪府豊中市

 森友学園に格安売却された国有地がある大阪府豊中市で3月31日、前文部科学事務次官の前川喜平氏、元文部官僚の寺脇研氏を迎えた集会があり、1400人が参加しました。主催は「森友学園問題を考える会」。

 前川氏は、タダ同然の土地の払い下げは「外部の政治的な力が働いたと考えざるを得ない」と述べ、「森友も加計も国政の私物化。政治の力によって行政がゆがめられた」と指摘。「政治権力が一極に集中し、行政機関が脆弱(ぜいじゃく)になっている状況が全体的にある」と語りました。

 寺脇氏は、公文書改ざん問題で「三権分立という大きな構造が壊れかけている」と指摘しました。

 「森友学園問題を考える会」の木村真豊中市議(無所属)が「いまだに誰一人責任をとらない。主権者として安倍内閣の総辞職を叫び続けたい」と発言。「新聞うずみ火」の矢野宏代表が「怒りを集めて安倍政権打倒の、のろしを上げよう」と呼びかけると、盛んな拍手と掛け声が湧きました。

 日本共産党の辰巳孝太郎参院議員、立憲民主党の森山浩行、辻元清美両衆院議員が国会報告し、日本共産党の石川たえ府議が府政報告。「会」の一員で13日告示(22日投票)の府議補選に立候補する日本共産党の山本いっとく豊中市議を「会」として支援することが報告されました。


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