しんぶん赤旗

お問い合わせ

日本共産党

2018年3月23日(金)

暮らしを丸ごと応援

京都府知事選告示 福山候補が第一声

写真

(写真)訴える福山候補と支援者ら=22日、京都市

 京都府知事選が22日告示(4月8日投票)され、幅広い市民、団体でつくる「つなぐ京都」から弁護士の福山和人候補(57)=日本共産党推薦、新社会党府本部支持=が立候補し、第一声を上げました。自民党主導で擁立され、公明、民進、希望、立憲民主が推薦する前復興庁事務次官の西脇隆俊氏(62)との一騎打ちです。

 福山氏は第一声で、格差と貧困の拡大や、京都のワーキングプア率、非正規雇用率がいずれも全国ワースト3位であることを告発し「この状況でやるべきことは府民の暮らしを全力で丸ごと応援することだ」と強調。「ストップ貧困京都宣言」を知事のメッセージとして発信し、中学卒業までの医療費無料化、全員制の中学校給食の実現と計画的な無償化をすすめることを掲げました。

 原発について「府民の命に責任を持つ知事の立場として、原発の再稼働にきっぱり反対して、廃炉の方向に切り替えるよう求めていく」と強調。国有地取引をめぐる「森友」公文書改ざんが国政を揺るがす中、福山候補は「政治で一番大事なのはウソをつかないこと。そのことに国も地方も関係ない。京都から多くのみなさんと正直な政治をつくっていきたい」と力を込めました。

 福山候補の出発式では、日本共産党の志位和夫委員長のメッセージが紹介されました。(全文)

 公文書改ざん問題で安倍内閣の支持率が急落する中、西脇候補の出発式では、自民党の二之湯智参院議員が「中央政界のごたごたを見ておりますと、決して油断ならないたたかい」と、知事選への影響を懸念し、引き締めに躍起になりました。


pageup