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日本共産党

2018年3月6日(火)

共同進め9条改憲阻止

3000万人署名成功で

憲法会議が全国総会

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(写真)3000万人署名のとりくみを交流する参加者=4日、東京都内

 憲法会議は4日、全国総会を東京都内で開き、安倍9条改憲阻止、戦争法・共謀罪法の廃止、安倍政権打倒をめざし、憲法を守り生かす憲法運動と「共同」の発展に向けてたたかう方針を決めました。

 開会あいさつで石山久男代表幹事は、自民党が改憲案とりまとめの動きを強めているとして「憲法会議の存続をかけて3000万人署名を成功させ、世論を変え、何としても安倍9条改憲を阻止しよう」とのべました。

 高橋信一事務局長が方針提案しました。(1)安倍9条改憲阻止に向けて、3000万人署名に全力でとりくむ(2)憲法の値打ちを学びたたかいに生かす「憲法学習大運動」の推進(3)共同の前進で暴走政治をすすめる安倍打倒(3)憲法会議53年の歴史の教訓を踏まえた組織強化を訴えました。

 各地・団体の代表が発言・交流しました。3000万人署名のとりくみでは、「毎週100軒ほど、1週間前に署名とチラシを届け1週間後に訪問し、話を聞き、署名を集めている」(長野・松本)、「岬町では全世帯数の6000枚のチラシを作成し、全町民を対象に署名活動している」(大阪)、「全戸配布の署名付きビラを30万枚作成し、署名を呼びかけている」(和歌山)、「各種選挙で市民の共同、市民と野党の共闘ができ、3000万人署名にもとりくんでいる」(新潟)などの報告がありました。

 方針を採択し、新役員を選出しました。

 総会前に、「春の憲法講座」が約130人の参加で開催され、日本共産党の穀田恵二国会対策委員長・衆院議員が「国会報告」を行い、名古屋大学大学院の愛敬浩二教授が講演しました。


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