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2015年3月18日(水)

TPPなどJAと懇談

神奈川 畑野氏「声を国会へ」

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(写真)懇談する、(左から)畑野、木佐木氏と瀬戸氏(右)=17日、横浜市

 日本共産党の畑野君枝衆院議員と木佐木ただまさ県議予定候補(横浜市鶴見区)は17日、JA神奈川県中央会を訪ね、「赤旗」号外を手渡して、瀬戸浩一専務理事、県農政推進連盟の小沢茂事務局長と懇談しました。

 瀬戸氏は同会が2月下旬、都市畜産農家とともに環太平洋連携協定(TPP)への懸念の声を甘利明経産相らに伝えたことを紹介。「TPPは日本が長く築いてきた食の安全性の基準を、貿易障壁として取り除く」と懸念を語りました。

 木佐木氏は、「TPPは、食料自給率の低下で食の安全保障を脅かすことも心配です」と語りました。政府の農協「改革」について、瀬戸氏は「心配は、准組合員(非農家)の利用制限だ」と強調。准組合員の支えを失っては「農村地帯で維持してきた購買、販売、金融サービスや、金融・共済で得た利益を組合員の営農指導、販売事業にあてることができなくなる」と農協の機能が弱められることを批判しました。

 畑野氏は「農協の自主性に任せることが必要です。金融を日米の金融・保険部門がねらっている」と述べると、瀬戸氏は「金融開放は在日米商工会議所や米通商代表部の報告でも一貫して要求してきた。農協法『改正』を貫いているのは中小の弱い立場の人を集団的に支える協同組合を弱体化させることだ」と述べました。

 畑野氏は「衆院選の躍進で衆院農水委員会に委員を配置した」と述べ、農家の声を国会に届ける決意を表明しました。


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