2015年1月17日(土)
工事やめろ、海守ろう
沖縄・辺野古 抗議の唱和響く
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沖縄防衛局は16日、名護市辺野古への米軍新基地建設に向けた海上作業を、前日に引き続き米軍キャンプ・シュワブ沿岸部で強行しました。新基地建設に反対する住民らは、船やカヌーで海上から抗議。沖合には海上保安庁の巡視船12隻が確認されるなど、異常な警戒態勢が敷かれています。
シュワブゲート前では、住民らが24時間態勢の監視を続け、座り込みで抗議行動を展開。この日も「沖縄建白書の実現を目指し未来を拓(ひら)く島ぐるみ会議」がバス2台を出すなど、200人以上が集まりました。
午後には辺野古の浜へ移動し、作業が続く海上に向かって「工事をやめろ」「海を守ろう」などと唱和しました。
先週日曜日からゲート前に泊まり込んでいる、うるま市在住の男性(72)は、「国家権力の理不尽なやり方に恐怖を感じましたが、県民はじめ全国のみなさんの支援もあり負ける気はしません。基地建設を止められると確信しています」と話しました。