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2015年1月14日(水)

前知事の辺野古新基地建設「承認」

「検証チーム」今月中旬に

名護市議会要請 翁長知事が表明

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 沖縄県の名護市議会の代表は13日、昨年12月に同議会が全会一致で可決した、同市辺野古の米軍新基地建設に向けた仲井真弘多前知事の承認理由の根拠を検証し、公表を求める意見書を翁長雄志知事に手渡しました。


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(写真)名護市議会与党市議団の要請に応じる翁長知事(左から2人目)=13日、那覇市、沖縄県庁

 翁長知事は、承認の経緯を検証するチームを今月中旬にも発足すると明らかにした上で、「人選は9合目まで来ている。客観的、科学的に瑕疵(かし)がないか検証し、判断したい」と述べ、法的な瑕疵があれば承認を取り消す考えを改めて示しました。

 検証チームには、環境影響評価(アセスメント)に詳しい桜井国俊・沖縄大学名誉教授など数人の専門家の名が挙がっています。

 名護市議会の要請団は、同市が実施した「航空機騒音測定値(7カ所)」分析結果で、2010年10月から13年3月までに1万2447回の騒音を検知したこと、周辺地域人口が5832人(1月1日現在)で幼稚園、保育園、小中学校、児童施設、専門学校が計12カ所あることを説明。「MV22オスプレイが飛べば市民生活は破壊される」と訴えました。


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