2014年12月30日(火)
退職金後回しダメ
堀内氏、工場閉鎖の労組と懇談
兵庫・西脇
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日本共産党の堀内照文衆院議員は29日、タワージャズジャパン労働組合代表で連合兵庫北播地域協議会事務局次長の長谷川英明氏と懇談しました。
兵庫県西脇市にある半導体メーカー、タワージャズジャパンは、7月末に工場閉鎖し、労働者888人全員を解雇しました。80%の労働者が次の職場を確保できたようですが、多くが転居を余儀なくされ、退職金支払いは、いまだ半分です。長谷川氏は「残りの支払期日が迫っている。年末段階で現金が準備できていないということで不信が強まっている」と眉をひそめます。
党兵庫県委員会と地方議員団は、労組と連携し、労働局、兵庫県などへ申し入れもし、解決にあたってきました。堀内議員は「北陸のパナソニック工場取得を優先し、退職金は後回しにするのは許し難い。払わなくても済むとなれば、まねする企業も出る。先例にさせてはならない」と、ともにたたかうことをあらためて約束しました。
金田峰生国会議員団兵庫事務所長と小林明男党県労働部長が同席しました。