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2014年12月16日(火)

茨城県議選 16年ぶり3議席

オール与党と対決、鮮明

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(写真)決意を語る江尻氏(手前)と大内前県議=15日、JR水戸駅前

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(写真)街頭から報告する山中氏=15日、茨城県つくば市

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(写真)街頭から報告する上野氏=15日、茨城県取手市

 14日投票の茨城県議選(定数63=2減)で日本共産党は水戸市区(定数6=1減、水戸市・城里町)で江尻加那氏(41)=新=、つくば市区(定数4)で山中泰子氏(63)=元=、取手市区(定数3、取手市・利根町)で上野高志氏(50)=新=が当選し、前回比2議席増(改選時比1増)の3議席へ躍進しました。日本共産党の3議席獲得は1998年12月の県議選以来16年ぶりです。

 一方、昨年9月の補選で当選した筑西市区(定数2=1減)では、鈴木聡氏(69)=現=が前回得票を4763票増やし1万2193票(得票率23・42%)を獲得し善戦しましたが、僅差でおよびませんでした。

 水戸市区で江尻氏は大内久美子前県議の得票から5652票、つくば市区で山中氏は前回票から5300票、取手市区で上野氏は前回の党候補得票から1614票伸ばしました。

 4候補は、安倍政権の暴走政治にストップの審判を下す選挙だと訴えるとともに、無駄な大型開発を優先し、福祉や医療は全国最低ランクにしている「オール与党」県政との対決をかかげ、全国8位の財政力の生かし方を県民のくらし優先転換すべきだと主張。国保税の引き下げや介護保険の負担軽減、子どもの医療費の高校卒業までの無料化などの政策を訴えました。

 自民党は、8議席増の41議席を獲得。民主党は2減の4議席にとどまりました。前回2議席獲得のみんなの党は立候補せず議席を失い、4人を擁立した維新の党は議席を獲得できませんでした。

 ◆茨城県63―95

 水戸市・城里町区6―7

 当江尻 かな41新 17733(4)

 (投票率52・31%)

 つくば市区4―7

 当山中たい子63元 14303(3)

 (投票率56・85%)

 取手市・利根町区3―7

 当上野たかし50新 8641(3)

 (投票率57・31%)

 筑西市区2―4

 鈴木さとし69現 12193(4)

 (投票率60・20%)

 ▽共3(1)自41(33)民4(6)公4(4)みんな0(2)無11(19)、定数2減

 議席占有率4・76%(1・54%)


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