2014年12月11日(木)
「原発ゼロ、福島への励まし」
日本共産党の政策に被災者から共感の声
推進自民に怒り
日本共産党の総選挙政策の「原発再稼働ストップ 『原発ゼロ』の日本をつくろう」という訴えに福島県の被災者から共感の声が寄せられています。
「福島に生きる人たちの励ましになる。日本共産党をのばして原発ゼロを実現させたい」と話すのは男性(25)です。福島県二本松市で放射能の除染作業に携わっています。
「日本全国どこの原発も止まって1年2カ月。それでも電気は足りている。再生可能エネルギーに転換できることを証明しているわけで、『原発ゼロの日本こそ、未来がある』という主張は同感です」
原発の再稼働や海外輸出を推進する自民党に「怒りを感じる」という菅野さん。「東京電力福島第1原発事故は収束していない。原因も究明されていないのに再稼働など、誰もがおかしいと思っています」といいます。
「除染作業をやっていて復興など、すすんでいないことを実感している」と話す菅野さん。共産党の「福島『切り捨て』を許さず、すべての原発被害者に国と東電の責任で必要な支援を」という政策にも期待を表明しています。
福島県桑折(こおり)町の生業(なりわい)訴訟原告の氏家正良さん(66)は「日本共産党は福島県の沿岸部に原発をつくることが持ち上がったときから反対した。その正しさは今度の原発事故で立証された」といいます。
氏家さんは「放射能が桑折町まで飛んでくるとは思いもよらなかった」と語り、「町の特産のモモなどが大打撃をうけた。福島の苦しみを全国であじわわせたくない。私も太陽光発電を家に設置した。再生可能エネルギーの大幅導入への転換に大賛成です」と語っています。