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2014年11月14日(金)

沖縄県民の誇り示そう

知事選最終盤 オナガ候補気迫の訴え

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 「子や孫のため基地のない平和な沖縄にしよう」。大激戦の沖縄県知事選(16日投票)で、勝敗を決する「3日攻防」初日の13日、名護市辺野古への新基地建設断固反対を掲げるオナガ雄志(たけし)候補(64)は、那覇市内で沖縄の進むべき道を、気迫を込めて訴えました。

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(写真)訴えるオナガ雄志県知事候補=13日、那覇市

 「私は保守は保守でもウチナーンチュ(沖縄県民)だ。沖縄の魂と誇りを胸に、これから50〜100年にわたって基地を押し付けることは断じて許さない」。オナガ氏は力を込めて語り、「(仲井真弘多)現知事が振興策とリンクしたかのように承認した辺野古埋め立てをこの選挙で打ち消さなければならない。知事がぶれても一部の政治家がぶれても県民はぶれていないと示そう」とのべました。

 さらに、「米軍基地が経済振興の最大の阻害要因」だとあらためて力説。基地返還後、収入・雇用が大きく伸びている事実を示し、「もう私たちは基地収入で生きているわけではない。子や孫たちがふるさと沖縄に生まれて、育って良かったと自信と誇りを持って世界に飛び立っていく。これからは自然、歴史、伝統、文化を生かし、沖縄がアジアの中心地として大きく花開いていく時代だ」と強調しました。

 「『オール沖縄』とは保革を乗り越え、わが故郷を愛し、子どもたちの安全を保障し、世界とアジアの平和の緩衝地としてウヤファーフジ(祖先)が残してきたものを未来に引き継ぐことだ」。交差点を埋め尽くした聴衆の湧き立つ拍手に応えて、力強く呼びかけました。「子や孫のために基地のない平和で誇りある豊かなウチナー(沖縄)にしよう。私が先頭を切る。ともにスクラムを組んで必ず21世紀の展望を勝ち取ろう」

 知事選と同日投票となる那覇市長選、県議補選、市議補選に挑む城間(しろま)みきこ(63)、比嘉みずき(40)、ナガヤマ盛太郎(50)の各候補や呉屋守将(ごやもりまさ)選対本部長、稲嶺進名護市長らも街頭に立ちました。


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