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2014年11月11日(火)

心一つに新基地阻止

那覇市長選告示 城間候補訴え

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(写真)訴える城間みきこ市長候補=9日、那覇市

 沖縄県名護市辺野古の米軍新基地建設の是非を最大争点にしのぎを削る大激戦となっている県知事選(16日投票)と同日投票の県都・那覇市長選が9日、告示されました。

 市長選は、新基地建設断固反対、「建白書」実現をめざす保革を超えた幅広い「オール沖縄」が支援する前那覇市長のオナガ雄志(たけし)知事候補(64)からのバトンタッチをめざす前副市長の城間(しろま)みきこ候補(63)と、県民を裏切って新基地を推進する仲井真弘多(なかいまひろかず)知事を副知事として支えてきた与世田兼稔(よせだかねとし)候補(64)=自民、公明推薦=との激しい一騎打ちです。

 那覇では、市議補選(欠員2、立候補5人)も同時選挙となることから、県知事選、市長選、県議補選、市議補選の四つの選挙が同時にたたかわれます。

 城間候補は「『建白書』実現の『オール沖縄』で市民の心を一つに、誇りある県都・那覇市のさらなる発展を」と訴えています。

 市議補選にはナガヤマ盛太郎候補(50)が立候補。「新知事、新市長、新県議とともに私を市議会に押し上げ、四つの選挙で勝利し、政府の圧力にノーを突き付けよう」と力を込めています。

 県知事選で自主投票を決めた公明党は、市長選では相手陣営を推し、自公市政の構築へ総力を挙げています。

 全有権者の2割を超える“大票田”の那覇市での勝利が県知事選に大きな影響を与えるため、那覇市内では、両陣営の宣伝カーが連日入り乱れるなど、激しいつばぜり合いの様相を呈しています。


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