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2014年11月9日(日)

沖縄知事選 大激戦のまま終盤

オナガ候補に期待広がる

辺野古新基地 絶対に阻止

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 沖縄県名護市辺野古への新基地建設の是非を最大争点に、平和で豊かな沖縄の未来をかけて大激戦の続く県知事選は、16日の投票まで残り1週間となりました。保守・革新の壁を超えて高まる新基地ノーの民意を力に、知事選勝利をめざす前那覇市長のオナガ雄志(たけし)候補(64)へ、新たな支持と期待の声が広がっています。


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(写真)市民と握手を交わすオナガ雄志県知事候補=8日、沖縄県うるま市

 「米軍統治で虐げられた県民の怒りが爆発した復帰後初の知事選で、屋良朝苗(やらちょうびょう)さんの当選した時の雰囲気に似ている」。名護市内に住む元学校長は、支持拡大の対話に取り組む中、肌身で感じる機運についてこう語りました。

 オナガ氏必勝に向け、1万5000人近くが那覇市内の野球場(沖縄セルラースタジアム那覇)を埋めた1日の「うまんちゅ 1万人大集会」。当初予想をはるかに超えた、沖縄の選挙史上空前の規模でした。

 集会成功の勢いが離島を含む全県に広がろうとしています。県内メディアの調査で他陣営の先行が伝えられた宮古島市でも、これまで仲井真弘多(なかいまひろかず)現知事を支持してきた他党議員が公然とオナガ氏支援で動き始めるなど、変化が生まれています。

 選挙戦は、県民総意と敵対し、新基地建設を推進する仲井真氏との事実上の一騎打ち。安倍政権や自民党本部は、8日に菅義偉官房長官が那覇市に入り、県内市町村長の締め付けを協議するなど国家権力を使った脅しを強めています。

 一方、県医師連盟(医師会の政治連盟)が仲井真支援で組織動員に力を入れる中、県内医師の有志がオナガ氏支持で動く「普天間基地の廃止・辺野古新基地反対・命を守る医師連絡会」を結成し、賛同医師を拡大しています。

 基地に頼らない自立経済の沖縄へ歴史の扉を開く天王山のたたかいは、かつてない大激戦のまま最終盤へと突入します。


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