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2014年11月6日(木)

沖縄知事選

仲井真氏推薦の県医師連盟

各支部で「自主投票」も

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 名護市辺野古への新基地建設の是非を最大争点とする沖縄県知事選(16日投票)で、新基地推進の仲井真弘多(なかいま・ひろかず)候補(75)=現=を推薦する県医師会の政治団体・沖縄県医師連盟では、各地の支部に「自主投票」の動きが出ており、しめつけの矛盾が表れています。

 全7支部のうち、最も集票力のある那覇市支部は「組織として仲井真氏を応援しているが集票はタッチしていない」と本紙に回答。「(那覇市長だった)オナガ雄志(たけし)候補支持の方が多い」とみています。

 北部支部(名護市)は「自由投票」、南部支部(八重瀬町)は「組織として仲井真さんを(応援する)と掲げているが実際に(入れるかは)把握できない」と回答。元郵政相の下地幹郎候補(53)の地元・宮古島市の宮古支部は「個々の会員は身内に(仲井真氏と別の)候補者もいる」と自主投票にしています。八重山支部(石垣市)は仲井真氏支援を明確にしています。浦添市支部、中部支部(北谷町)は回答しませんでした。

 一方、「普天間基地の廃止・辺野古新基地反対・命を守る医師連絡会」は、5日現在で賛同医師数が112人。自民党と密接な関係にある医療法人「徳洲会」の医師も多く名を連ねるなど、幅広い共同が生まれています。「自主投票」の動きについて、呼びかけ責任者の平安山英盛(へんざん・えいせい)県立中部病院元院長は「思想信条の自由を侵す憲法違反との批判を無視できなくなったのではないか」と指摘しています。


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