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2014年10月5日(日)

オナガ氏勝利へ全力

沖縄知事選 歴史的な大激戦

志位委員長迎え16日に党演説会

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(写真)那覇市長候補の事務所開きで訴えるオナガ雄志・県知事選予定候補者=4日、那覇市

 安倍政権が強行しようとする沖縄県名護市辺野古への新基地建設を許すのか、許さないのかをめぐり、歴史的な大激戦となる30日告示の知事選(11月16日投票)に向け、動きが本格化しています。前那覇市長のオナガ雄志(たけし)候補(64)は、県内に新たな基地は造らせないと「建白書」の実現を訴え、県政転換に挑みます。16日には、日本共産党が志位和夫委員長を那覇市に迎えて演説会を開きます。

 知事選は、保守・革新を超えた新基地ノーの「オール沖縄」を代表するオナガ氏と、安倍政権に屈して新基地推進へ県民を裏切った仲井真弘多(なかいまひろかず)現知事との全面対決になります。

 3日に市長を正式に退任したオナガ氏は、翌4日には台風接近の中、那覇市長候補の事務所開きなどに駆け付け、辺野古・新基地建設断固反対とともに「普天間の固定化は絶対にさせない」と力説。辺野古反対なら普天間基地は固定化すると県民を脅す安倍政権との対決姿勢を鮮明にしました。

 オナガ氏の選挙母体「平和・誇りある豊かさを! ひやみかち(さあ頑張ろう) うまんちゅ(万人)の会」は市町村単位での支部事務所開きを急ピッチで進めています。稲嶺進名護市長をはじめ保革を超えた現・元職の首長、県議らが支部長に就任。立場の違いを尊重しながら共闘態勢が整いつつあります。11月1日には那覇市のセルラー球場で総決起集会を開きます。

 一方の仲井真陣営は、業界団体の締め付けによる支援の取り付けに奔走。仲井真知事は県議会で、新基地計画について「反対する方がおかしい」とのべるなど、新基地ノーの県民総意を敵視し、基地推進ぶりを際立たせています。

 安倍晋三首相も、垂直離着陸機オスプレイの100機運用や軍港併設など大幅に機能が増強される事実を隠し、新基地は「沖縄の負担軽減に十分資する」と詭弁(きべん)を弄しました。“まやかしの負担軽減策”で仲井真知事の3選を全面的に後押しする狙いです。

 日本共産党は「基地のない平和で豊かな沖縄」を望む県民の願いと、全国の連帯に応えるため、オナガ氏勝利へ全力を挙げています。全国への支援の訴え


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