2014年10月3日(金)
「普天間は即時無条件返還を」
この要求こそ現実的
沖縄県議会で西銘議員追及
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沖縄県議会で日本共産党の西銘純恵県議は1日、「基地は即時無条件全面返還を求めてこそ現実的だ」と訴え、同県名護市辺野古の新基地建設を推進する仲井真弘多(なかいま・ひろかず)知事の姿勢を厳しく追及しました。
西銘県議は「危険なものは移転するものでなく根を絶つべきだ」として、米海兵隊普天間基地(同県宜野湾市)の無条件即時閉鎖・撤去を求めるべきだと追及。仲井真知事は「即時なんて言っても動くわけがない」などと声を荒らげました。
西銘県議は「知事自身がオスプレイ配備の際、『万が一事故が起きれば、全基地即時閉鎖の動きにいかざるを得ない』と述べている」と反論しました。
西銘県議は、那覇市の金城(かなぐすく)、与儀(よぎ)ガソリンタンク、新都心地区は、那覇市長を先頭に即時無条件全面返還を要求したから実現できたと強調。「移設」条件付きの那覇軍港が42年間も固定化されている事実を示し、「即時無条件全面返還を求めることこそ、最も現実的な道だ」と説きました。