2014年9月1日(月)
沖縄いっせい地方選 5市で告示
新基地ノー 全員当選を
名護 市田副委員長が応援
沖縄県いっせい地方選挙の5市議選(名護、沖縄、宜野湾、南城、石垣)が、31日告示(9月7日投票)されました。名護市辺野古への米軍新基地建設で埋め立てを承認した仲井真弘多知事や基地建設を強行する安倍政権に県民の怒りが広がる中、11月の県知事選の前哨戦となる全国注目の選挙です。日本共産党は8人の候補者(推薦1人含む)全員当選で、新基地建設を許さず、安倍政権の暴走に「ノー」の審判を下そうと全力をあげています。
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新基地建設に反対を貫く稲嶺進市長を支える与党候補16人全員の当選が大争点となる名護市議選では、新旧交代に挑む日本共産党のナカザト克次候補(47)=新=の当選が与党勝利のカギとなります。市田忠義党副委員長、稲嶺市長の応援を受け、ナカザト候補は31日、「新基地建設を強行する安倍政権には今度の選挙で反対の民意を突き付けよう」と訴え。市田氏は「ナカザト候補の必勝で与党全員当選を勝ちとり、辺野古・新基地ノーの民意を示し、沖縄は屈しないとの見事な結果を示そう」と呼びかけました。
選挙では、悪政から住民の命とくらしを守る地方議会に前進させるのかも問われます。議席増を目指す沖縄市議選では、イケハラ秀明候補(71)=現=、前宮みつこ候補(62)=現=、チバあやこ候補(45)=新=が「国保料の引き下げや子ども医療費の中学卒業まで通院窓口無料化実現に全力を尽くす」と訴えました。
自衛隊配備の是非が問われる石垣市議選では井上みちこ候補(60)=新=が新旧交代に挑みます。宜野湾市議選ではチネンヨシオ候補(68)=現=が、南城市議選ではマツダ兼弘候補(63)=現=、玉城つよし候補(57)=現、党推薦=がそれぞれ必勝を期し、支持を訴えました。
沖縄いっせい・町村議選は2日に告示されます。