2014年8月16日(土)
防衛省、ブイ設置続行
住民ら漁船で抗議行動
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防衛省沖縄防衛局は15日、沖縄県名護市辺野古への米軍新基地建設に反対する住民の海上抗議行動を排除するため前日から開始した浮標(ブイ)と浮具(フロート)を設置する作業を続けました。防衛局は設置作業が終わり次第、海底ボーリング(掘削)調査に着手する予定です。
この日は、午前中に辺野古岬南側の海域で、ボーリング調査に向け、立ち入り禁止水域の範囲を示すブイや数珠つなぎにしたフロートの設置作業を行いました。住民らは、漁船やカヌーで抗議行動を展開しましたが、海上保安庁のゴムボート20数隻が取り囲んで動きを封じ込め、抗議行動を排除しました。沖合には大型の巡視船が10隻以上確認されるなど異様な警戒態勢が敷かれています。
米軍キャンプ・シュワブのゲート前では住民らが集まり、監視・抗議行動が続けられました。