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2014年8月5日(火)

沖縄 稲嶺名護市長と与党市議団

翁長氏に知事選出馬要請

翁長氏「私も輪の中に入り頑張る」

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 安倍政権が強権で辺野古に新基地を押し付けようとしている沖縄県名護市の稲嶺進市長と市議会与党市議団15人は4日、県内に新たな基地は造らせないと、保守・革新の立場を超えて民意結集の先頭に立ってきた翁長雄志(おなが・たけし)那覇市長に、11月16日投票の県知事選への出馬要請をしました。


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(写真)新たな基地建設反対を訴え、稲嶺市長(左)、比嘉議長(右)と握手する翁長市長=4日、那覇市内

 与党市議団を代表して比嘉祐一市議会議長は、政府が大多数の県民の意思に反し新基地建設を推し進めている中、米軍普天間基地の「県内移設断念」を迫る「建白書」運動の先頭に立ってきた翁長市長の政治姿勢について「多くの県民から高い評価を受けている」として、出馬への決意を求めた要請書を読み上げ、手渡しました。

 稲嶺市長は「ウチナーンチュのアイデンティティー(沖縄県民のよって立つところ)を前面に、観光を柱とする自立した経済を打ち立てていくためにも、子どもたちに未来を引き継ぐためにも、基地は絶対に造らせてはならないとずっと言ってきました。沖縄を引っ張って今の新基地建設強行の流れを止めてほしい」と訴えました。

 翁長市長は「昨年、紆余(うよ)曲折はあったものの、今年1月の名護市長選で稲嶺市長が再選されてから改めて『オール沖縄』、保革を乗り越えた動きが出てきたように思います。みなさんの要請は真剣に受け止めさせていただき、方向性は一緒なので私も輪の中に入って頑張っていきたい」と語りました。


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