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2014年2月4日(火)

原発ゼロ 福島から応援

宇都宮都知事候補 再稼働や輸出批判

被災者支援の都政に

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(写真)宇都宮けんじ都知事候補(右)の応援演説をする橘柳子さん=3日、東京都品川区

 激戦が続く東京都知事選(9日投票)で、「希望のまち東京をつくる会」の宇都宮けんじ候補=日本共産党、社民党など推薦=は3日、港区、品川区、大田区などを遊説し、「東京から原発ゼロを発信するとともに、避難者への支援などの先頭に立つ」と訴えました。

 大崎駅前では、宇都宮氏が演説を始めると昼休みのサラリーマンらが足を止め、訴えに耳を傾けていました。

 宇都宮氏は安倍自公政権が原発再稼働・輸出を進めようとしていることについて、「福島原発事故によって14万人が避難し、いまだに生活再建のめどすら立っていない。事故処理もできないなかで、再稼働や輸出など断じて許されない」と批判し、「ただちに原発をゼロにすべきだ」と訴えました。

 その上で「脱原発は、福島原発の被災者と向き合い、被災者の生活再建の支援を進めなければ、徹底した脱原発とは言えない」と強調。都としても、避難生活を送る被災者に対して、住宅・医療・生活再建支援などに積極的に取り組む考えを示しました。

 福島県浪江町から同県本宮市に避難している橘柳子さん(74)が駆けつけ、応援演説しました。

 橘さんは現在10カ所目の避難先である仮設住宅で生活していることを紹介。「事故が起きれば、当たり前の生活、文化などすべて奪われることを想像してほしい」と語り、「原発は人間と共存できません。原発事故に向き合ってきた宇都宮さんに都知事になってほしい。庶民に向き合ってきた宇都宮さんを知事にして、東京を変え、日本を変えてください」と語りました。


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