「しんぶん赤旗」
日本共産党
メール

申し込み記者募集・見学会主張とコラム電話相談キーワードPRグッズ
日本共産党しんぶん赤旗前頁に戻る

2014年2月4日(火)

「都構想」断念すべきだ

大阪市長辞職問題 山下書記局長が会見

このエントリーをはてなブックマークに追加 Yahoo!ブックマークに登録 mixiチェック

写真

(写真)記者会見する山下芳生書記局長=3日、国会内

 日本共産党の山下芳生書記局長は3日、国会内で記者会見し、橋下徹大阪市長(日本維新の会共同代表)が辞職し、出直し市長選に出馬すると表明したことについて記者団に問われ、「今回の事態の背景には橋下氏の『大阪都』構想が二重三重に破たんしたという問題がある。したがって、橋下市長は『都構想』を潔く断念すべきだ」と指摘しました。

 その上で山下氏は橋下氏の対応について「市長選に打って出るというのは極めて無責任だし、市政に新たな混乱をもたらすものだ」と批判しました。

辞職・出直し選を橋下市長正式表明

 日本維新の会共同代表の橋下徹大阪市長は3日、市内で記者会見し、自ら市長を辞職し「出直し市長選」に出馬する意向を正式に表明しました。大阪市を解体する「大阪都」構想が府市の議員らが加わる法定協議会で「暗礁に乗り上げた」(松井一郎知事)という認識のもと、自らの政治的行き詰まりを大義のない出直し選で打開しようとするものです。仮に再選されても議会の構成は変わらないため、市民からは「意味があるのか」「税金の無駄遣い」との批判がわき起こっています。

 「出直し市長選」は橋下氏が市議会議長に辞職を申し出て、議長は5日以内に選挙管理委員会に通知。それから50日以内に行われます。橋下氏は辞職時期について市幹部と協議して決めると語りました。


見本紙 購読 ページの上にもどる
日本共産党 (c)日本共産党中央委員会 ご利用にあたって