2014年1月29日(水)

尾崎氏、有馬賴底さんと懇談

京都府知事選　決意語る

（写真）和やかに懇談する（左から）有馬、尾崎、阪口の各氏＝28日、京都市

　３月２０日告示の京都府知事選（４月６日投票）で、「府政転換」をめざす「世直し府民ネット」の尾崎望予定候補＝小児科医＝は２８日、京都市上京区の大本山相国寺（しょうこくじ）を訪ね、臨済宗相国寺派の有馬賴底（らいてい）管長と懇談しました。

　尾崎氏は、子どもたちが平等に育つ環境づくりを願う立場から「国の悪政ノー、府民の生活を支える府政」をめざす決意を語り、▽子どもの医療費や教育条件への援助▽京都経済を支える中小企業・伝統産業支援▽脱原発。憲法を守り戦争への道を許さない―など五つの政策を紹介しました。

　有馬管長は、あらゆる職種の人が町内にいて栄えた京都の特徴にふれ「職人が減れば、良い着物も作れない。大問題です。府としての働きかけが大事」と話し「政策に賛成しますよ」と激励しました。

　また、靖国神社参拝をはじめ、集団的自衛権の行使を容認する安倍首相の動向、京丹後市への米軍レーダー基地設置の動きなど、平和や憲法をめぐる問題で意見交換。Ａ級戦犯をまつる靖国参拝について有馬管長は「国家権力を代表する総理が行ってはいけない」と批判しました。

　この日、京都宗教者平和協議会の阪口慈航（無礙光院＝むげこういん＝住職）、「世直し府民ネット」事務局の藤本雅英の両氏が同行しました。

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