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2013年9月27日(金)

オスプレイ 静観せず反対表明を

横田配備問題 知事に尾崎議員迫る

都議会

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(写真)一般質問に立つ尾崎あや子都議=26日、都議会

 26日の東京都議会本会議の一般質問で、日本共産党の尾崎あや子都議は米空軍が垂直離着陸機CV22オスプレイの横田基地(福生市など)への配備を検討している問題について、静観せず配備反対を政府と米軍に厳しく申し入れるよう、猪瀬直樹知事に迫りました。

 尾崎氏は、CV22オスプレイが特殊部隊の輸送のため危険な降下訓練や低空飛行、夜間訓練を行い、高い事故率を記録していることを告発。「横田基地に配備されれば、基地周辺だけでなく広大な東京上空の『横田空域』を飛び回り、墜落など重大事故や騒音被害を引き起こす危険がある」と訴えました。

 さらに、横田基地について、世界各地の紛争地域への出撃基地として強化されており、パラシュート降下や物資投下など実戦的な訓練が繰り返されていると指摘。8月のC130輸送機の部品落下事故など航空機事故が過去10年間に18回起きていることも示し、基地の一刻も早い整理・縮小・返還に取り組むよう求めました。

 猪瀬知事は「単に基地の全面返還を唱えるだけでは何も進まない」と軍民共用化を正当化。前田信弘知事本局長は「(横田基地の)役割が強化されているとは認識していない」と答えました。

 尾崎氏は再質問で、石原慎太郎前知事も1999年に「返還について強く国に働きかけていく」と答弁し、都議会も全会一致で決議したことを示し、全面返還に正面から取り組むよう重ねて求めました。


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