2013年9月11日(水)
「都」構想で大阪・堺つぶすな
大阪市議会開会 市民ら抗議のデモ
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大阪市議会開会の10日、大阪市対策連絡会議(市対連)と大阪市をよくする会は、大阪市役所に近い淀屋橋で宣伝し、デモ行進、市役所包囲とアピールしました。
集会には140人が「『大阪都』構想で大阪市つぶすな、堺市つぶすな、市民いじめの市政改革プランは撤回せよ」と唱和しました。
よくする会の福井朗事務局長は、橋下徹市長(「大阪維新の会」代表)が進める地下鉄・市バスの民営化など市民サービス切り捨ての施策や「都」構想が、収入を過大に、支出を過小に見積もるものと指摘。「これでうまくいくということが通用すると橋下市長は思っているのか」と批判するとともに、橋下氏が巻き返しを図っている堺市長選で、堺市民に連帯し「一致団結して世論の高揚に努めていこう」とよびかけました。
「私たちはいま、堺を守れと、広い市民との共同を広げている」と連帯あいさつに立った「住みよい堺市をつくる会」の坂元孝信事務局次長。「維新市長になってどう変わったかを伝えることができるのは、大阪市で働き、大阪市に住んで苦しめられているみなさんです。『都』構想にストップをかけ、住民の自治と暮らし、安全な生活を守るために頑張ろう」と訴えました。
日本共産党の北山良三大阪市議団長が報告しました。