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2013年6月29日(土)

橋下市長に辞任要求

大阪・山中市議 「女性と男性に謝れ」

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 「慰安婦制度は必要だった」などと語り、一連の暴言に開き直る橋下徹大阪市長(日本維新の会共同代表)に対し、日本共産党の山中智子市議は28日、市議会で、暴言の撤回と謝罪を迫り、市長の辞任を求めました。

 5月13日の暴言以降の1カ月で市には電話やファクス、来庁による抗議文書提出など9100件超の意見が寄せられています。発言の撤回や謝罪などを求める地方議会決議は30を超えています。

 「全国の批判をどう受け止めているか」とただした山中氏に、橋下氏は「発言の真意が伝わってない」と言い訳。頼みの綱とする学者の評価や出演した一民放番組の視聴者投票で約8割が「問題ナシ」としたことを挙げ、「全体を聞いてもらえれば納得してくれる」と強弁しました。

 山中氏は、市長が深刻な国家犯罪としての日本軍「慰安婦」の実態を認めずに「日本だけではない」と言い募る姿自体が世界からも信頼を失い続けているのが現実だと指摘。市長の発言でさらに傷つけられた元「慰安婦」、沖縄県民、恥ずかしい思いをしている大阪市民をはじめ、「モノのように言われた女性、ケダモノのように言われた男性のすべてに謝るべきだ」と主張しました。

 その上で「理解を得られるように全国を回って訴える」(24日、橋下氏)のは「市民としても本当に迷惑だ」と辞職を要求。橋下氏は「公職についている今の僕の立場だからこそ、世界も耳を傾ける」と開き直りました。


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