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2013年2月25日(月)

福祉灯油広がる

長野県で18市町村

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 長野県内の市町村で、低所得者や障害者、1人親などの世帯に対して、灯油の購入補助が広がっています。22日までにわかったところで、岡谷市、諏訪市、茅野市、佐久市、木曽町、下諏訪町、富士見町、飯綱町、高森町、箕輪町、辰野町、南箕輪村、原村、阿智村、下條村、平谷村、天龍村、高山村の18市町村が実施。日本共産党地方議員(団)や生活と健康を守る会などが要求してきました。

 市町村による灯油購入補助は、多くは5千〜1万円の購入券を対象世帯に交付するものです。

 箕輪町では、「経済状況の低迷で燃料費の支払いが困難な家庭が増加し、とりわけ高齢者世帯等は重い経済的負担を強いられている」として、負担軽減のために「福祉灯油券」を交付しています。対象は、高齢者・障害者・1人親などの世帯。1枚500円分の「福祉灯油券」20枚を支給し、町内の協力業者から購入する仕組みです。

 県内は依然として厳しい寒さが続き、長野地方気象台によると、県内5地点の今年1月の平均気温はマイナス4・1度〜マイナス0・1度。いずれも平年を下回りました。

 一方、安倍内閣の金融緩和宣言を機にした急激な円安で灯油価格が値上がり、長野県内にも影響が出ています。経済産業省資源エネルギー庁の石油製品価格調査によると、県内の灯油の店頭価格(18リットル)は、12週連続で値上がりし、先週は1806円に。昨年11月の1586円から220円上昇し家計を直撃しています。


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