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2013年1月8日(火)

地下鉄・バス守って

大阪市営交通の会 党府委と懇談

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(写真)大阪市営交通の会の宮崎事務局長(右から2人目)と懇談する日本共産党の北山市議団長(その左)や勝田府副委員長(その左)ら=7日、大阪市内の党府委員会

 橋下徹大阪市長が進める市営地下鉄・バスの民営化に反対している「交通権の確立・大阪市営交通を守り発展させる会」(略称・大阪市営交通の会/宮崎守正事務局長)は7日、日本共産党大阪府委員会を訪れ、今後の運動へのいっそうの協力を申し入れました。党の勝田保広・府副委員長、北山良三市議団長らが応対しました。

 市側は、市営バスについて132路線を88路線に削減・集約した上で、2014年4月以降は完全に民間に運営を委ねる方針。市営地下鉄についても15年4月から民営化する日程を打ち出しています。市営地下鉄・バスの設置条例の廃止議決を今年3月の市議会で求めるとしており、事態は緊迫しています。

 「大阪市営交通の会」の宮崎事務局長は、「せっかく黒字になった地下鉄の民営化はどう考えても理屈に合わない。行政が市民の交通権に責任を持つというのが世界の流れだ」と話しました。

 北山団長は協力を約束するとともに、市営バスと地下鉄の一体運営で交通権を守っていくことが大事だと指摘。勝田副委員長は「廃止議決がかけられる3月の議会が一つの焦点となる。こんなに拙速に決めていいのかという問いかけも重要になってくるのではないか」と述べました。

 廃止議決には市議会で3分の2以上の賛成が必要です。党と会は、議決を阻止するために急いで運動と世論を広げる必要があると語り合いました。


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