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2012年11月20日(火)

政府の「再発防止」は空虚

米兵犯罪 沖縄県議会代表が抗議

米総領事館 防衛局などに

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(写真)県議会決議を手渡し厳重に抗議する(右から)新里、新垣清涼、嘉陽、比嘉の各県議=19日、那覇市の外務省沖縄事務所

 沖縄県議会の代表は19日、沖縄防衛局、外務省沖縄事務所、米国総領事館などを訪れ、16日に全会一致で可決した「相次いで発生した米軍兵士による事件への対応に関する抗議決議・意見書」の決議文を手渡すとともに、18日に那覇市で米海兵隊中尉が酒に酔って住居侵入した事件について厳重に抗議しました。

 要請で沖縄社会大衆党の比嘉京子県議は「復帰後から今年10月末までで5792件の米軍事件が起きている。政府の言う『実効ある再発防止策』とは一体何なのか」と追及。社民・護憲ネットの新里米吉県議は「今回の決議には日米両政府に『綱紀粛正、再発防止』を求める文言は入っていない。その文言がいかに空虚なものであるかを県民は知っているからだ」と指摘。公明党県民会議無所属の吉田勝廣県議は「腹が立ってしょうがない。日本政府は米軍を守るためにあるのか」などと、党派を超えて怒りの声が噴き出しました。

 日本共産党の嘉陽宗儀県議は「復帰後40年、事件が起きるごとに日米両政府は『綱紀粛正、再発防止』と同じ言葉を繰り返す。県民は聞き飽きている。県民の怒りは爆発寸前だ」と厳しく指摘しました。


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