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2012年10月16日(火)

大間原発建設凍結を

函館市長ら政府に要請

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 北海道函館市の工藤寿樹市長らは15日、首相官邸で斎藤勁官房副長官に会い、電源開発(Jパワー)による大間原発(青森県大間町)建設の無期限凍結を求める野田佳彦首相宛ての要請書を提出しました。

 要請書は、東京電力福島第1原発事故により、「これまでの原子力発電所の安全神話は完全に崩壊し」たと指摘しています。

 政府が9月14日に発表したエネルギー・環境戦略で「2030年代に原発ゼロを目指す」「新設・増設は行わない」との考え方を示したことから、大間原発の建設再開はないものと期待したにもかかわらず、政府が同原発の建設継続を容認する意向を示したことは「先に示した方針と全く矛盾するものであり、私たちの期待を大きく裏切るもの」と批判。「大間原子力発電所にかかわる一連の政府発言に抗議するとともに、道南地域における住民の生命の安全・安心と財産の保全、さらには地域の振興発展のため、大間原子力発電所の建設の無期限凍結を断固求める」としています。

 これに対し斎藤氏は、「原子力規制委員会なども含めてこれから議論する」と述べました。


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