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2012年8月29日(水)

大阪都構想法案を可決

山下氏 「巨大開発が核心だ」

参院委

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(写真)討論に立つ山下芳生議員=28日、参院総務委

 「大阪維新の会」が狙う大阪都を実現する大都市地域特別区設置法案が28日、参院総務委員会で日本共産党、社民党を除く賛成多数で可決されました。

 採決に先立つ反対討論で日本共産党の山下芳生議員は、橋下徹大阪市長が率いる「大阪維新の会」の要望に沿って「大阪都構想」を実現するためのものと批判。同構想が、大阪市を解体し府と特別区に再編、市の権限と財源を府に集中させる狙いがあることを告発しました。

 その上で、「大阪市を解体しバラバラにすることは民意に反する」と述べました。

 山下氏は、集中した財源と権限を「高速鉄道なにわ筋線」「関西リニア」など巨大開発に集中投資する一方で、「大阪市改革プラン」で敬老パスの有料化や保育料の値上げなどが示されていることを指摘。「巨大開発に集中投資し、市民サービスを削減するのが『大阪都構想』の核心だ。破綻した巨大開発優先の政治を根本から転換し、府民の暮らし・福祉を立て直すことこそ求められている」と述べました。


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