2012年8月12日(日)
原発ゼロ・再稼働反対
福井で市民行進
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「嶺南地区では観光の海水浴客が減ったという声が出ている。原発再稼働で失われる経済もある」。福井県嶺南地区の、おおい町に立地する関西電力大飯原発3、4号機の再稼働撤回と原発ゼロを求める市民行進が11日、福井市で取り組まれました。原発問題住民運動県連絡会が呼びかけたもの。
連絡会の代表委員の一人である日本共産党の佐藤正雄県議は、あいさつの中で大飯原発敷地内の破砕帯(断層)調査にふれ、「私たち国民の要求で行われることになった」と指摘。そのうえで、日本原子力発電が停止状態の敦賀原発(敦賀市)で破砕帯調査の際、誤って配管を破損したトラブルがあったことをあげ、「大飯原発も、とめて調査を行うべきだ」と強調しました。
参加者らは「故郷をみんなで守ろう」「大地を汚す原発はなくそう」と訴えながら行進しました。福井市の女性(64)は「3・11で原発が恐ろしいことを初めて知った。孫が4人いるので、原発をなくすため頑張らなきゃ」と語っていました。
同行進には日本共産党の、かねもと幸枝衆院1区予定候補も参加しました。