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2012年8月1日(水)

原発ゼロ 早期に

脱原発首長会議 政府計画に提言

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(写真)新エネルギー基本計画について提言する村上村長(中央)ら=31日、国会内

 三上元・静岡県湖西市長、村上達也茨城県東海村長ら首長、元首長77人でつくる「脱原発をめざす首長会議」は31日、国会内で、政府の新エネルギー基本計画に対する提言を発表しました。

 提言は、(1)福島および汚染地域の再生と核廃棄物の処理を明確にし、未来に負荷をかけないことを基本にすえる(2)政府が旧来のシステムの温存を前提に電源比率を問題にしていることは誤りであり、再生可能エネルギー、省電力、電力システム改革を推進すべきだ(3)政府が行っている意見募集や意見聴取会は、電力会社社員が原発推進発言をするなど国民の信頼を失っており、一からやり直し、時間をかけ国民の知恵を集めたものにすべきだ―と主張しています。

 その上で、政府が示す「エネルギー・環境に関する選択肢」を「2030年を待たずに早期に原発依存ゼロを基本に、全面見直し」するよう提起。原発事故の検証もなしに原発再稼働は許されず、関西電力大飯原発を再停止すべきだとしています。

 会見した村上村長は、「あれだけの事故を起こしてなお原発依存に戻ろうとする国、電力業界に失望する。脱原発の方向をいよいよ固め、新しい道筋を明らかにしなければならない」とのべました。


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