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2012年5月18日(金)

狛江市長選に田辺氏

市民派市政 新たな発展へ

東京

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(写真)立候補を表明する田辺良彦狛江市長候補(左から2人目)と右へ矢野ゆたか市長、前島郁雄氏、左端は増田善信氏=17日、東京都狛江市

矢野市長は勇退

 東京都狛江市の「豊かな狛江をつくる市民の会」は17日、市役所内で記者会見し、6月17日告示、24日投票の市長選で、市長候補に前市議会副議長の田辺良彦(たなべ・よしひこ)氏(47)=無所属新、日本共産党推薦=を擁立すると発表しました。勇退する矢野ゆたか市長が同席し、次世代の手で市政を発展させるため推薦すると表明しました。

 田辺氏は「命と暮らしを守る市民派市政を受け継ぎ、さらに発展させなければならない」と表明。政策の基本を(1)住民の命と暮らしを守る地方自治本来の立場を引き続き中心にする市政(2)社会全体で子どもの成長をはぐくみ希望を持てる市政(3)市民が主人公で参加・協働の市政―に据えると力説。「『狛江をよくしたい』という草の根の市民の願いが届く市政を進める。これまで『市民が主人公』の市政に寄せられた信頼、期待にこたえ、全力を尽くしていく」と表明しました。

 矢野市長は、前市長のバカラ賭博による借金と失そうを受けた1996年市長選で初当選して以来、▽前市長と側近の市政私物化・不祥事を許さない市政への転換▽清潔・公正な市政づくり▽社会的に弱い立場の市民に光を当て、生活に目を向けた予算編成―の3点を使命に市政運営を進めてきたと強調。4期目では六つのビジョン、59の政策を掲げ、その93%の事業を実現・着手し、「16年前にめざした市政の抜本的転換は果たした。第2期の市民派市政をつくりあげたい」と述べました。

 記者会見には同会の前島郁雄、増田善信両代表世話人が出席。絹山達也事務局長は「厳しい選挙になると思うが、必勝を期してたたかう」と語りました。

 市長選では元都理事の高橋都彦(くにひこ)氏(60)が自民・公明両党の推薦で立候補を表明。民主党も推薦する予定です。


 田辺氏の略歴 1964年生まれ。東京学芸大学卒。99年から市議4期、市議会予算特別委員長、副議長を歴任。趣味はランニング、沢登り、落語鑑賞。

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