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2012年4月13日(金)

元維新堺市議に有罪

ひき逃げ 共産党 辞職求める

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 ひき逃げしたとして道路交通法違反と自動車運転過失傷害罪に問われた「大阪維新の会」に所属していた堺市議の西井勝被告(69)=同市中区=に対し、大阪地裁堺支部は11日、懲役10月、執行猶予3年(求刑・懲役10月)を命じました。

 大寄淳裁判官は「飲酒運転の発覚を恐れ、無責任に逃走した。被害者の精神的苦痛は相当のものだ」と厳しく指摘しました。

 判決では、同被告は1月1日午後3時40分ごろ、自動車を運転中、大阪狭山市の交差点を安全確認せず左折し、女性が運転するミニバイクに衝突。けがを負わせた女性を救護せず逃走しました。

 同被告は事件後、「維新」を「除籍」されましたが、現在も議員に居座り続けています。市議会事務局によると、同被告には健康福祉委員長として1、2月に160万円、委員長辞職後の3、4月の議員報酬156万円、政務調査費4カ月で120万円の計436万円が支払われました。

 日本共産党堺市議団は同被告の辞職勧告決議案を提案し、3月23日に全会一致で可決しました。


 城勝行党市議団長の話 有罪判決は当然です。「維新の会」代表の橋下徹大阪市長は、職員にはたばこ1本で懲戒免職処分にするというのに、自分たちの身内には飲酒運転にひき逃げという重大犯罪を引き起こしても、「除籍」で責任のがれをしています。辞職勧告決議が出ているのだから、西井氏はただちに辞職し、「維新」代表の橋下市長は説明責任を果たし謝罪すべきです。


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