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2012年2月20日(月)

「原発なくそう」5000人

東京・杉並でパレード

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(写真)原発ゼロに向けて開かれた、「脱原発杉並」のパレード=19日、東京都杉並区

 東京都杉並区の住民らが「原発はいらない」という一点で広くつながった「脱原発杉並デモ」が19日、同区内でおこなわれました。蚕糸(さんし)の森公園に集まった約5000人の参加者は、プラカードや楽器で思い思いにアピールしながら、JR阿佐ケ谷駅までの約4・5キロをパレードしました。

 デモに先立つ集会では、賛同人を代表して7氏がスピーチしました。1954年に同区で原水爆禁止署名運動を始めた鮮魚店「魚健」の娘さん(69)は当時の運動の広がりを紹介して、「私たちはふたたび放射能の恐怖にさらされている。原発をなくそうと立ち上がった人々で手をたずさえよう」と呼びかけました。

 デモは黄色の風船で飾られたベビーカートを先頭に出発。子どもがゆっくり歩く「ほのぼのキッズ隊」、思いの丈を叫び続ける「シュプレヒコール隊」など工夫をこらした隊列が編成されました。

 小学校3年生の子どもと歩いた女性(50)は「大変な放射能汚染を起こしたのに、政府も東京電力も責任を取らないなんておかしい。原発がなくなるまで、できることは何でもやりたいと思い参加しました」と話しました。

 主催者や代表者がいない今回のデモ。4回の準備会には口コミやインターネット上の告知で毎回100人以上の区民が集まり、多彩な発想が次々に飛び出しました。

 数種類のデザインのポスターやビラが自主的につくられ、区内のあちこちで掲示や配布されました。飲食店では当日、「デモに参加した」と申告した客の代金を割り引く「デモ割り」を導入するなど地域が一体となってデモを盛り上げました。

 日本共産党の杉並地区委員会と党区議団も成功にむけて尽力。笠井亮衆院議員、宮本徹衆院東京比例予定候補、吉良よし子参院東京選挙区予定候補が参加しました。


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