2011年12月5日(月)
嶋田町長 大差5選
兵庫・福崎町
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兵庫県福崎町長選が4日投開票され、5期目をめざした日本共産党員町長で「明るい福崎町をつくる会」の嶋田正義候補(76)=無所属=が、松岡茂利氏(58)=無所属新=との一騎打ちを制して大差で5回目の当選を果たしました。嶋田氏は56・41%の得票率でした。日本共産党員首長は全国で10人。県内では10月30日に初当選した工藤崇上郡(かみごおり)町長に続いて当選しました。
当選の報が入ると、駆けつけた支持者から握手攻めの嶋田氏は「ここにご参加いただきましたすべてのみなさんに心からお礼を申し上げます」とあいさつ。これからの4年間は「選挙で掲げた公約を誠実に実行したい。みなさんのご期待に添えるように力いっぱい頑張ってまいります」と語り、歓声と拍手に包まれました。
町長選は、松岡陣営が嶋田町政の「良いところは継承し、発展させ」るとする一方、「多選」「世代交代を」と攻撃し、各区区長を締めつける作戦を展開しました。
嶋田候補は、就任以来「もちむぎ食品センター」と商工会をめぐる不正経理にメスを入れ解決させたことや、遅れていた公共下水道整備の推進などの実績を強調。福祉、子育て、医療のまちづくり、自然災害にも強いまちづくりをすすめる政策を掲げ、公正・明朗で住民の利益第一・住民参加の町政運営を貫くと支持を訴えました。
開票結果は次の通り。
当嶋田 正義76無現
5716
松岡 茂利58無新
4416
(投票率66・74%)