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2021年8月7日(土)

入院・手術一時停止を 神奈川県知事通知

共産党県議団長が批判

 神奈川県の黒岩祐治知事は6日、新型コロナ感染者の状態に応じて医療機関を割り振る「神奈川モデル」の認定医療機関に対し、医師が延期可能と判断した入院・手術を一時停止するよう求める通知を出したと発表しました。

 会見で黒岩知事は、昨日の新規感染者数は過去最多の1846人で、病床利用率は昨日時点で全体は62%、重症病床は58%と急激に上昇していると説明。「救急を含めた従来の医療提供が困難となり、いわゆる医療崩壊が始まりつつある段階にきた」と強調し、「想像以上に相当厳しい状況に入っている。危機感を共有していかなければならない」と述べました。

 日本共産党県議団の井坂新哉団長の話 もともと県の医師数や看護師数、病床数は全国に比べて低く、医療体制の弱さがあります。そこにコロナの感染拡大が襲ってきたというのが今の状況です。

 黒岩知事は、危機感の共有をと言いますが、私たちが何度も求めている、PCR検査の抜本的拡充もオリンピックの中止要請も行っておらず、強いメッセージが出ていません。まだ感染拡大が収まる見込みはなく、引き続き、知事の姿勢をただしていきます。


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